神戸市東灘区の郡家墓地に、佐賀県産天山石の洋型墓石が完成しました。
こんにちは。弊社のブログをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。神戸・兵庫一円で、お墓のお仕事をさせていただいていおります池尻石材工業の池尻です。
今回ご紹介させていただきますのは、神戸市東灘区の郡家墓地に建てさせていただいた洋型墓石です。
こちらが完成した洋型墓石です。佐賀県産の天山石を使用しています。ご依頼くださったのは墓地の比較的近くにお住いの年配のご夫婦で、寿陵墓（生前に建てるお墓）です。取引先からご紹介いただきまして、建てさせていただくことになりました。
郡家墓地は阪急御影駅からすぐ近くにあり、アクセスがとても便利です。踏切を渡って入らなければいけないという特殊な立地で、石材や機材を搬入するにも、たいへん気を遣います。安全対策として、阪急電車の駅員さん二人が線路沿いに常に待機している状態で工事を行う決まりになっています。
もともと巻石までは整備されている状態でした。あまり背の高いお墓にはしたくない、丈夫でしっかりした日本の石を使いたいというご希望でしたので、佐賀県産の天山石をお勧めいたしました。また雑草が生えないようにしたいというご要望もいただきました。
画像は竿石まで組み立てたところですが、この後、供物台を据え、土の上に防草用コンクリートを打ち、砂利を敷きます。
納骨室の中の様子です。淡路島産の化粧砂利の細かい粒を敷いています。
お墓が完成しました。粒の大きい淡路砂利に樹脂を混ぜたレジンストーンを敷いています。竿石の上部や中台の前面の曲線のカット、芝台の正面のなだらかなカーブなど、さりげない流線形がお墓の雰囲気を柔らかいものにしています。花立などパーツ類の角を丸く加工したり、デザイン性のある段差を付けたりと、基本形はシンプルですが、細かいところに工夫をしています。
横の狭い部分は共有スペースですが、今後の防草対策のためにコンクリートを打ちました。
完成したお墓をご覧になって、お客様が嬉しそうな様子が伺えましたので、私もホッといたしました。お参り・お手入れしやすいお墓ができましたので、末長く大切にお参りしていただければと思います。
この度はご用命くださいまして、誠にありがとうございました。今後共どうぞ宜しくお願いいたします。
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