三田市の城ケ丘墓地公園に、岡山県産北木石の五輪塔が完成しました。

こんにちは。弊社のブログをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。神戸・兵庫一円で、お墓のお仕事をさせていただいていおります池尻石材工業の池尻です。

今回ご紹介させていただきますのは、三田市の城ケ丘墓地公園での五輪塔の建立事例です。

 

こちらが建立前の墓地の様子です。お施主様は滋賀県にお住まいの方で、以前こちらのお墓を弊社で建てさせていただきました。この度、右隣りに新たに五輪塔を建立されることになり、再度お声掛けをいただきました。ありがとうございます。

 

現場を拝見させていただくと、延べ石の右角にズレが生じていましたので、こちらも併せて補修することになりました。三田市は冬期の寒さが厳しく、凍害で石が動いてしまうことがあります。

 

工事が始まっています。土を掘り下げ、納骨室を作成する準備をしています。

 

巻石のズレを補修しました。石をかませて正しい位置に固定し、目地も入れ直しました。

 

拝石もガタガタしていましたので、据え直して周囲をコンクリートで固定しています。

 

 

岡山県産北木石の五輪塔が完成しました。五輪塔は上から擬宝珠（空輪、風輪）、笠石（火輪）、玉石（水輪）、竿石（地輪）から構成されており、古いご先祖様をお祀りする供養塔として建てられることが多いです。

 

以前建てさせていただいた左のお墓は岡山県産の白石島みかげ製です。同じ石が手に入らなかったので、同じ感じに仕上がるように、五輪塔は岡山県産の北木石（赤手）を使用しました。白石島みかげと北木石は産地が近く岩盤がつながっており、石質も似ています。

 

土間には土を補充して全体を整えました。

 

この度は再度弊社にご用命くださいまして、誠にありがとうございました。末永く大切にお参りしていただければ幸いです。
また何かございましたら、お気軽にお声掛けくださいませ。今後共どうぞよろしくお願いいたします。