神戸市垂水区の下畑海神社にて、茨城県産真壁石で鳥居の建替え工事を行いました。
こんにちは。弊社のブログをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。神戸・兵庫一円で、お墓のお仕事をさせていただいていおります池尻石材工業の池尻です。
今回ご紹介させていただきますのは、神戸市垂水区の下畑海神社の鳥居の建替え工事の様子です。
既に工事が始まっていますが、こちらが解体撤去前の様子です。
通行車両の接触事故で鳥居が破損してしまったので、この機会に建て替えをすることになりました。昭和57年（1982年）に建立された鳥居ですが、その後に隣家のフェンスが建てられたようで、鳥居の「貫」と呼ばれる部分がフェンスの向こう側に突き出しています。（「貫」と「亀腹」または「饅頭」と呼ばれるリング状の石を避けるようにフェンスが設置されている）
新しい鳥居は、フェンスに当たらないように奥に位置を変更して建て替えることになりました。それに伴い、一部参道の整備工事も行います。
隣の駐車場に停めたクレーンで柱を吊り上げて撤去します。
古い鳥居の解体撤去が終わりました。丸印のところに両方の柱が据えられていました。後方に新しい鳥居の柱を据える穴を掘削しています。
穴の中の様子です。
石の重量を支えられるように穴の周囲にコンクリートを打って地盤を強化します。
コンクリートを打った上に亀腹（饅頭）の石を据えました。
穴を覗き込むとこんな感じです。けっこう深いですね。
柱の石をクレーンに装着して、これから据付に入ります。
鳥居の設置が完了しました。参道も部分的にコンクリートを打ち直して整備しました。
これまでより後方に据え直したことで、コーナーの部分を整備してフェンスを新設しました。
反対側から見た様子です。鳥居は茨城県産の真壁石で以前のものと同じサイズで造り直し、彫刻もそのまま再現いたしました。
整備したコーナー部分に新しい砂利を敷いて、工事が完了しました。
以前は窮屈そうに立っていた鳥居ですが、設置場所を移動させたことで鳥居の左右に余裕が生まれ、スッキリと落ち着いた佇まいになりました。神社の関係者の皆様にも参拝に来られる方々にもお喜びいただけることと思います。
この度はご用命くださいまして、誠にありがとうございました。
弊社では、お墓の工事だけでなく、神社仏閣や住宅関連の石に関わる工事も承っております。
何かございましたら、いつでもお気軽にお声かけください。
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