お墓の価格はどうやって決まるの?
お墓えらびというのは一生に一度あるかないかという高額なお買い物ですので、不安に思うのも当然のことです。しっかりとした品質のお墓を、できるだけお求めやすく購入したいとお考えなのではないでしょうか?ただし、良い物を良い価格で買うには、お客様が知識をつけて石材店とお話しして良い石材店を見極めれる事も大切です。そのため、まずはお墓の価格の決まり方からお教えしますのでぜひとも、お墓えらびの参考にしていただければと思います。
定額墓石セットが誕生しました
まずはお墓の価格を決める要素は大きく分けて4つあります。
順に説明していきます。
1.石の価格
お墓の価格の割合の約60%以上を占めるのが石の価格です。
石という素材は様々な製品の中でも生活になじみがなく価格帯がわかりずらい商品ですので、自分にあったものをしっかりと見極める事が必要です。
石の種類・品質
墓石に使用される石の種類により、価格は大きく異なります。
石の硬度、色、石目 等級など品質に関わる部分とは別に希少性など、石質による加工のし易さなどで価格が変動するため、一概に高い石が耐久性や品質の良い石とは限りません。
硬さ、吸水性、耐久性を元に品質の良い石、ご希望のデザインにあった石、品質が良く原価の安い石などお客様のご希望に併せて適切な石をご案内させて頂きます。
いけじりでは、さまざまな石材を取り揃えておりますが、高級石材「幻の銘石」といわれる本御影石や、磨くほどに輝きを増すといわれる「庵治石」も取扱っておりますので、お気軽にお問合せ下さい。
石の使用量・加工費
石の使用量も石の価格には大きく関わってきます。
広い墓地だと、石材も多く必要となりますので費用も高くなりますし、小さい墓地に小さなお墓を建てる場合は費用は安くなります。
さらに、お墓を構成しているそれぞれの部品ごとに、元々ある石材を削りだして使用する為、デザイン墓石などの曲線を多用している複雑な墓石などは、加工も複雑となり費用が高くなります。
2.墓石の工事費用
工事費用のほとんどは人件費となります。
工事にはもちろん機械も使用しますが、やはり職人の技術力がなにより大事。
完成までのスピード、仕上がりの美しさ、ビクともしない丈夫さ、の3点に大きな差がでてきます。
石材店によっては、下請け会社へ工事作業を振ったりする事もありますが、当社では責任を持って完全自社施工のみ。
費用をおさえ、安心の仕上がりを保証いたしております。
基礎(土台)工事費用
家を建てる時と同じで、お墓を建てるのにも基礎(土台)はとても大切です。
基礎がしっかりしていないためにお墓が傾いたり、倒れてしまったりという事例もございます。
当社は阪神淡路大震災により倒壊してしまった何百本ものお墓の建てなおしをしてきました。
大きな地震を経験し、基礎工事の大切さを身を以て知っている当社だからこそ、地震に負けない100年持つお墓を作るため基礎工事を大切に行っております。
基礎工事の費用は墓地の広さから計算します。
墓石の設置費用
設置費用とは、墓地にての作業工賃となります。
お墓を構成するパーツが多くなればその分費用はかさみます。
平地にあり、整備のできた、スペースの広い墓地であれば、トラックにて墓石を墓地まで運んでくるのですが、駐車場から実際の施工場所まで石材を運び込む際に、クレーンや運搬機の使用が可能であれば作業効率が上がり作業時間も短縮できるため費用は安くなります。
山や急斜面にある墓地で、階段や坂道があったり、道幅がせまく機械が入れないような施工場所の場合は、300kg近い重さの石を何人もの職人が手作業で運び込む必要があり、人件費や、作業時間がかかり費用は少し高くなります。
3.広告費
お墓は一生に一度建てるか建てないかというのが当たり前です。リピートする事もなく、口コミも少ない業界です。
大手石材店などは広告費を莫大にかけて、TVコマーシャルや、ラジオ、大型看板などで何度もイメージをすりこんでお客様を集客するため、見積もりには当然のりませんが、その広告費がお客様のお墓を購入する費用の一部となって上乗せされているのです。
当社では、ホームページからチラシ製作まで自社スタッフのみで運営しており広告費にかかるコストを大幅に削減しております。
コツコツとですが、インターネットから日々、情報発信をすることにより、大きな費用をかけずに皆様に知って頂く事ができるようになりました。
4.営業費
大手石材店は喪家へのお悔みの営業や訪問販売をして新規お客様を獲得するため営業マンをたくさん抱えている事が多く非常にコストがかさみます。これも見積もりには当然のりませんが、その営業費がお墓を購入する費用の一部となって上乗せされているのは事実です。
池尻石材には営業マンはいません。社長がすべてのお客様のお墓のご相談に対応させていただきます。
そのためお墓づくりのお手伝いをさせてもらうお客様の数は限られてしまいますが、お一人お一人のお客様と、じっくりと長くお付き合いさせていただきたいという社長の方針です。
お墓のお見積り例
1.石の価格 2.墓石の工事費用 3.広告費 4.営業費
池尻石材では、3.広告費、4.営業費を小さくする事により、お客様が納得頂ける安心の価格を実現しております。
それでは、実際の見積もり例をご覧ください。
お見積り例① 和墓 シンプルタイプ
【安心価格】
和型3㎡ 総額109万円(税別)
中国産青御影
お見積り 詳細
石材費 (中国産青御影) |
56万円 | 墓石に使用する石材本体の価格です。原石を、切削、研磨して、墓地で組み立てる前の状態まで加工した加工費も含まれた費用です。石の種類と品質、サイズ、カタチの4点により、大きく価格が変動いたします。 |
文字彫り代 | 5万円 | 「○○家之墓」「南無阿弥陀仏」「家紋」などお墓の正面や、「建てた日付」「建立者名」などを裏面に彫る文字の費用です。価格変動はほとんどありません。 |
基礎工事費 (3㎡) |
5万円 | お墓を建てる土台を作る為の工事費用です。 基礎を作る為の材料費と残土の処分費用と職人の人件費になります。 墓地の広さにより価格は変動します。 |
墓石設置費用 | 7万円 | 墓地で、石材を組み立てる作業費用です。 工事にかかる日数・人件費から算出していきます。 石材の部品点数が多く、複雑な形状で大きなお墓になるほど費用は高くなり、今回のような シンプルで小さな墓石だと安くなります。 また施工場所もクレーンや運搬機などでの作業が難しい墓地だと費用は高くなってしまう事もございます。 |
外柵費(石材費) | 18万円 | お墓を囲う石材の価格です。 石の種類や品質、墓地の広さによって費用が変動します。 |
雑草対策 | 5万円 | 雑草対策として当社オリジナルの「固まる土」の施工をさせていただいております。草むしりの苦労から解放され、お墓を美しく保ちます。 |
玉砂利 | 1万円 | 那智石、五色石など石の種類と広さによって変動します。 見積もり例は那智黒を使用した場合。3㎡の墓地でも実質的に玉砂利を施工するスペースは約1㎡分となります。 |
霊標(戒名板) | 12万円 | 納骨される方の戒名を刻んでおくのが霊標です。 これがないと墓石(竿石)本体に戒名を彫らなければいけないため、文字を彫るスペースにすぐ限界がきてしまいますため後々の事を考えるのであれば霊標は建てたほうが良いでしょう。これも石の種類により金額は前後します。 |
お墓を求める時に、石の品質や丈夫な耐震施工など、大切なポイントはいくつもございます。お見積り時には、お見積書と完成図面をお渡しし、分かりやすく明確なご提案を実行しています。まずはお気軽にお問合せくださ。
【安心価格】
洋型3㎡ 総額98万円(税別)
中国産桜御影
【安心価格】
和型3㎡ 総額119万円 (税別)
中国産黒龍石
【安心価格】
洋型3㎡ 総額138万円(税別)
インド産黒御影
【安心価格】
和型3㎡ 総額139万円(税別)
中国産黒龍石
アフターサービスも充実で安心
その他、すべてのお墓に、しっかりとしたアフターケア(納骨のお手伝いや追加彫刻の応対)をいたしております。また、見積り時に、これ以上かからないという、すべての費用を含んだお見積りをご提示しておりますので、安心してご検討いただけます。