石材メンテナンス・クリーニング

当社では、石材店としての長年の経験を元に、お墓だけでなく、ご自宅の外壁や、床面に施工された石材のメンテナンス工事や、クリーニングもさせていただいております。

石材というのは、自然の素材となりますため、石それぞれにちがった特性をもち、メンテナンス方法や、使用する洗浄液も使い分けなければなりません。

長年の墓石建立で培ったノウハウを生かし、石本来の魅力を最大限に引き出せる施工をさせていただきます。

 

石板タイル水あか除去

マイクロクリーナー酸性とマイクロクリーナーストロングとマイクロシーラー水生インナーガードを使用。数年間の外部エントランスの水あかが黒く固着していました。水うち後、マイクロクリーナー酸性ストロングの２倍駅を塗布し、水あか除去を行いました。

水洗い後、マイクロクリーナーストロングで中和洗浄を行い、乾燥後マイクロシーラーインナーガードを加工しました。

コーティング剤にはいろいろな種類がありますが、今回水性インナーガードを使用した理由は、目地部分が劣化しており乾燥にかなり時間がかかるため、油性タイプのコーティング剤は色むらがおこりやすいため水性のものを使用しました。

水性インナーガードの特徴は抗菌剤が配合されておりますので、藻やコケの発生が抑制できますし、水あかも付着しにくくなるメリットがあります。

サビ付着を除去

これは鉄製の門扉が錆びて茶色くなった状態です。マイクロクリーナーラストリムーバーを塗布し、あえて一枚だけ水洗い洗浄を行いました。まわりの茶色い部分と比べると一目瞭然ですね。

サビ発生を除去

石材内部に含まれていた鉄分が湿気と反応してサビが発生した状態です。マイクロクリーナーラストリムーバーを塗布し除去しました。ラストリムーバーはサビと反応すると紫色になるので、反応状態を目で確認できます。ラストリムーバーは、中世タイプなので素材を傷める心配がありません。

神戸市御影山手にお住いのS様邸より、工事のご依頼をいただきました。
２０年以上前にご自宅を建てられたそうで、当時の石の輝きが無く、汚れてしまってるのが気になっていたそうです。石の事は石のプロにたのんだほうが良いと考え、当社にご依頼いただきました。

石板の間のメジ部分からエフロが漏れてきています。

まるで模様のようになってしまっていて、ずっと気になっていたそうです。

合わせて、階段部分もメジ部分がよごれてきていましたので、きれいにしてほしいとのご要望でした。

施主様と、職人さんと、現地にて打ち合わせ中。

石を傷めない特別な薬剤で汚れやエフロを剥離していきます。

石を傷つけないように、手作業で作業を進めます。

強力な薬剤なので、ツンとしたニオイがします。汚れと反応して煙が、、、。良く汚れが落ちてる証拠ですね。

さあ、水できれいに洗い流していきます。

左側がビフォア。職人さんより右が、剥離後、しっかりと汚れが落ちています。

玄関前の床材部分も、水あかや汚れを浮かす剥離剤をぬりこんでいきます。

１時間ほど置いて、洗浄していくと、みるみる綺麗になっていきます。

タイルとタイルのすき間のメジ部分をコーキング剤を使用して埋めていきます。黒い石が映えるように、暗めの色合いのコーキングを使用しました。

小さな部分ですが、この部分がきれいにできていると、全体がグッとしまってキレイに見えるのです。

マスキングテープを張って

コーキングしていきます。

水あかもなくなり、ツヤが復活しました。新築の時よりもきれいになったと施主様にお褒めいただきました。

さあ、いよいよ仕上げのコーティング剤の塗布ですが、今回使用したのは、ストーンマスターさんのセラミックガードです。

石材とほぼ同等の硬度を持ちキズがつきにくい、セラミック系のコーティング剤。

石本来のツヤをひきだし、汚れがつきにくい石材専用で開発された当社が自信を持っておすすめする商品です。

しっかり乾かして完成です。景色が映り込むほど、美しい深い黒がよみがえりました。施主さんにも「やっぱり池尻石材さんにお願いして良かった！」と喜んでいただきました。

当社で使用しておりますコーティング剤は石用のコーティング剤のトップブランド【ストーンマスター】です。石の種類や施工場所に合わせたコーティング剤をえらぶ事が大切です。

いずれのお問合せ・資料請求へも誠実に応対をさせていただきます。また、しつこい訪問営業などはいたしません。安心してご希望ください。